2008年9月3日水曜日

4日目終了【其の二:恐怖の峠越えから決断の時】



おっちゃんから聞いた裏ルートは山をぐるりと迂回するルートだった。


おっちゃんがしきりに「おおきす」と言っていた大岸を通るルート。


この道は最高だった。車もないし、平坦だし、風もない。


おっちゃんに感謝。そしていよいよ峠越えが始まる。

いややわーと思っていると前に一人のおじさまが。自転車で旅をしている近藤さん。どうやら昨日同じ場所にテントを張っていた人らしい。同じ方向に向かい今日は八雲の先の大沼まで行くらしい。



二人で一服し、いよいよ覚悟を決めて登り始める。礼文華峠と言うらしいが、辛くてあまり記憶にございません。


強いて言うのであれば、辛くて自然と笑みがこぼれるくらいです。


ちなみに峠の下りは最高です。例えて言うのであれば、気持ち良くて自然と「フォーー!!」と、時代遅れの言葉を発してしまいます。


峠を越えた僕と近藤さんは、互いに写真を撮り合って健闘を称えた後、別れて行きました。


その後、長万部を何事もなく、立ち止まる事無く。八雲まで着いたのでした。



時間にして丁度12時。まだ時間はある‥‥その時近藤さんが大沼まで行くと言ったことが、頭をよぎったのでした。



1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

斉藤さんをハードゲイにするくらいきつい峠なんですね。
これからこんな峠がたくさんあるんですかねー。
Fight!!